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日本一の桜の名所として名高い、奈良県の吉野山。
ここには200種を超える桜の木が植えられていて、その数は約3万本にものぼります。

 

 

吉野は大きく分けて4つのエリアに分かれていて、山の上から奥千本、上千本、中千本、下千本という順になっています。
このVR動画を撮った時期はちょうど上千本、中千本、下千本が満開の時期だったので、吉野の見事な桜をVRで360度あますところなく楽しめますよ♪

 

 

 

桜の開花時期を見極めよう

吉野でお花見をする場合、何よりも重要なのは開花時期を見極めることです。
というのも、吉野は山であるため4つのエリアはそれぞれ高さが違うのです。

 

 

そのため、開花時期や満開日もエリアごと違うわけですね。
下千本で満開になっていても上千本ではまだ蕾の状態ということもよくあるのです。

 

 

なので、上千本、中千本、下千本が同時に満開になる時期を狙って行くようにしましょう。

 

 

「あれ?奥千本はいいの?」

 

と、思ったあなた。

 

奥千本は他のエリアよりも1週間ほど遅いので、奥千本の満開を待っていたら他のエリアの桜が散ってしまいます。
なので、奥千本以外の3つのエリアの満開を狙うのが一番いいですね。

 

 

 

吉野の桜はご神木?

なぜ吉野にはこんなに桜が多いのか。
それは、吉野の桜はご神木だとされているからです。

 

 

吉野はもともと山岳信仰の聖地であり、修験道の開祖・役行者が開いたといわれています。
役行者がこの地で修行していたときのこと、金剛蔵王菩薩(こんごうざおうぼさつ)が出現し、その姿を桜の木で彫ったのだと伝わります。

 

 

このため、桜の木が神木として扱われるようになり、以後数百年の時をかけて少しづつ桜の木が植えられてきたのです。

 

 

 

ソメイヨシノは吉野と無関係?

日本各地で春の訪れを告げる桜の花ですが、その多くはソメイヨシノという品種の桜です。
しかしながら、この吉野の地ではソメイヨシノは少なく、シロヤマザクラという品種がもっとも多く植えられています。

 

 

吉野なのに、吉野の名が付いているソメイヨシノは少ないんですよね。

 

 

それもそのはず。
ソメイヨシノは吉野に由来がある桜ではないからです。

 

 

ソメイヨシノはもともと江戸時代に、いまの豊島区にあった染井村で品種改良によって作られたました。
染井村は園芸が盛んなところだったため、桜の品種改良も行っていたわけです。

 

 

そして、この品種改良された桜が商品として販売されました。
その際に「吉野」、「吉野桜」といった商品名で販売されて全国に広まったのです。

 

 

それが明治時代になって「ソメイヨシノ」という品種名が与えられ、現在に至っています。

 

 

 

吉野には歴史的文化財も多い

吉野は桜だけではありません。
歴史的にも有名な場所で、たとえば日本史に出てくる南北朝時代ってありますよね。

 

 

それの南朝があったのがこの吉野なのです。
南朝は、京都を追われた後醍醐天皇が吉野で再起を図ったのが始まりで、その後4代56年にわたって続きました。

 

 

他にも源義経が兄の頼朝に追われて逃げ込んだり、豊臣秀吉が晩年に家来5,000人を引き連れて大花見会を催したりと、歴史的有名人にまつわる話が数多く残っています。

 

 

それだけに文化財も多く、中でも金峯山寺や吉水神社などは世界遺産にも指定されています。
とくに吉水神社はこれらの人物にゆかりのある品々が数多く展示されていて、どれも国宝級の宝物です。

 

 

桜の時期でなくとも、これらの文化財を見るだけでも十分満足できるでしょう。
とにかく魅力がいっぱいの奈良・吉野。今回はそんな吉野をVRで360度あますところなくご紹介します。